「ようやく犯人が捕まりそうだね」
「だけど、どういう扱いになるのかはなんとも言えないよね」
「重い刑罰を願うわ」
「でもいくら刑罰を重くしても
起こった事は変えられないし、悲しみは消えないでしょうね」
「だからこそ、せめて重い罪を与えるべきなんじゃないかな。
遺族はきっとこれからずっと苦しんでいくと思うし
それを考えれば極刑でもいいくらいだと思うよ」
「やったことを考えれば、心情的にはそれもありなんでしょうけど」
「絶対に反省なんてしないと思うよ。
口では反省の弁を述べても、きっと反省なんてしないと思う。
あのやり口をみたら、反省なんて想像できないでしょ」