「メリケンサック・・・?」
「全然違うよ!!」
「男からすると疑問でしかないんだけどね」
「なんでよ」
「指元おしゃれって・・・
そもそも指元見る機会なくない?」
「・・・」
「業界によるのかもしれないけど、
仕事中にはできないでしょ。
こんなゴテゴテ」
「う・・・」
「となると、プライベートな時間に限られるわけだ。
で、そんな指を見る機会があるとすれば
レジとかかな?」
「うう・・・」
「店員に見せびらかしたいの?
それくらいしか見せたりってないよね。
まぁ思うにほぼ自己満足で着けるんだと思うけど」
「いいじゃん!ファッションじゃん!!」
「あ、そうそう・・・きっと幾つかなくしちゃうと思うよ?」
「大きなお世話だよぉおおお!!」